電通のインターンシップ

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電通のインターンシップの内容は、コミュニケーション概論などのアカデミックなものから実際の統合的キャンペーンなどの事例を紹介する「広告集中講義」と、実際の電通社員と業務や職種について話を聞いたり、実際に課題別ケーススタディの様な実習や成果物としてのプレゼンテーションを行うものですが、1泊2日のワークショップになります。
人気企業ですから、電通のインターンシップを受けるにも選考に通って初めて参加できるもので、就職活動としては絶好のチャンスである事には違いありませんが、海外でのインターンシップとはかなり違っていて、泊り込みの実習を通した就職試験といった感じのイベントです。
海外のインターンシップは、実際にその企業で一定期間社員に混じって働き、適正を審査されて採用不採用が決められるもので、期間も半年とか1年ものもあり、インターンシップとは異なるものです。電通ではむしろリクルートの新しい方式として考えているようで、泊り込みのケーススタディーで、学生の能力をチェックして、適正を審査するものですが、大方は書類審査で決まるもので、東大京大の学生を中心にしたものですが、要は実務的な能力を試すものです。

電通も公告代理店

電通も公告代理店と言っても企画・製作や営業などの部署によってさまざまな職種があり、適材適所の幅広い人材を必要としていますが、ことインターンシップに関する限り、企画・製作関連の人材が中心のようで、ワークシップもクライアントに対するプレゼンテーションが中心です。
今の広告業界はインターネットへのメディアのシフトが行われている半面、双方向のTV包装が可能な地デジのデジタル放送への移行も控え、相当な変革の時期に来ていますから、そうした広告事業に関する幅広い人材が求められていますが、1泊2日の電通のインターンシップと言うのは、少し安直な気もしないでもありません。
1泊2日のインターンシップでどれほど学生の適正が分かるか疑問の残るところですが、今のところは単なる学生の囲い込みを行っているに過ぎず、インターンシップの本来の意味から程遠いものと言わざるを得ないでしょう。電通のほうとしては即戦力にならない新規採用者のリクルートですから、横文字を使って優秀な学生が集まれば、それで良しとしているようにも思えます。

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